金融機関

キャッシングと多重債務

多重債務という言葉を聞いたことがありますか?多重債務とは複数の金融機関から借金をしたまま返済できず、金利手数料を増やしながら借入額が増え、返済が困難になることを言います。
多重債務者は日本全国に百万人単位で存在しているとされ、自己破産のリスクなども伴うため、多重債務に陥る可能性がある方は一刻も早く、借金の状態を把握し、金融機関や専門の相談窓口に相談することをおすすめします。
キャッシングを利用しても、特に問題なく返済している方もたくさんいらっしゃいます。

そうした人から見れば「どうして多重債務に陥るの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、2社以上の金融機関から借り入れを行っている方はそう珍しくはありませんし、借入金を返すために別のところから借り入れするケースもみられます。
1社から1万円ずつ借りているとしても、3社になれば3万円、5社になれば5万円です。

それぞれの金融機関によって金利の利率も異なりますし、借りた分だけ元金に手数料として上乗せされるため、気づいた時にはとんでもない金額に膨れ上がっている場合もあります。
ショッピングでもキャッシングでもクレジットでも、お金を使うということはそれだけ緊張感と責任を持つ必要があります。
手元に現金があっても、あるだけ使ってしまえというスタンスでは残金使い込んでしまう危険もあります

毎月支払ってはいるけれどなかなか減らない方は、どれだけ元金を返し切れているかをまず把握しましょう。
おまとめローンなどを活用して借金を一本化する方法もあります。
いずれにしてもあと何回の返済で完済になるかをスケジューリングすることが重要です。

金融機関にとっても、「借金のための借金」がもっとも頭の痛い問題です。
快く貸してあげるけれど返して貰えない、では元も子もありません。
1社から借りているけれど返し切れないと判断したら、すぐに金融機関に連絡し、事情を説明するなどして話し合いを行い、対策を講じるようにしましょう。

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